酵母エキスなしの無添加めんつゆを見つけた|自然の味 国産原料のめんつゆレビュー

無添加めんつゆ記事アイキャッチ画像 食べるもの

「無添加のめんつゆが欲しいのに、裏を見ると『酵母エキス』の文字ばかり」 「めんつゆ売り場で、結局どれを選べばいいのかわからなくなる」

こんにちは、うららです。

先日、オーガニック系のスーパーでめんつゆ売り場の前に立ち、何本も裏返してはラベルを読む……を繰り返してきました。光食品の有機めんつゆをはじめ候補はたくさんあって、かなり迷いました

そのなかで、最終的に選んだのが「自然の味 国産原料のめんつゆ」(税込686円)です。決め手はもちろん、原材料表示でした。(2026年7月時点の価格)

自然の味 国産原料のめんつゆのボトル

先に結論です。

このめんつゆは、原材料がしょうゆ・米発酵調味料・砂糖・だし・食塩だけ。よくある「化学調味料無添加」表示の裏に潜む酵母エキスもたんぱく加水分解物も入っていません

味はやさしく、素材の邪魔をしないタイプ。わが家では夏野菜の揚げびたしに使うのが定番になりました。「無添加めんつゆを探しているけれど、どれも原材料が惜しい」という方に、ぜひ裏ラベルを見てほしい1本です。

自然の味 国産原料のめんつゆの原材料表示
自然の味 国産原料のめんつゆの原材料表示。しょうゆ・米発酵調味料・砂糖・だし・食塩のみで酵母エキス不使用

原材料を上から読んでいって、最後まで余計なものが出てこない。この安心感が、めんつゆ売り場ではなかなか味わえません。しかも、しょうゆの大豆と小麦、米発酵調味料の米、砂糖のさとうきびまですべて国産と明記されています。だしは、かつお節・こんぶ・煮干し・乾しいたけの4種類。旨みの成分が違う素材を合わせているので、味に厚みが出るタイプの構成です。

だし素材の違いはこちらで解説しています。

めんつゆは、無添加を意識し始めた人がつまずきやすい調味料の代表格です。

理由は、「化学調味料無添加」と書かれていても、酵母エキスやたんぱく加水分解物が使われていることが多いから。これらは食品表示のルール上は添加物に分類されないため、堂々と「無添加」を名乗れてしまいます。人工的に旨みを補う加工素材なので、素材そのままの味を求める人にとっては、避けたい存在です。

だから私は、めんつゆを選ぶときはパッケージの表側ではなく、必ず裏の原材料欄を見ます。見るポイントは3つだけ。

  1. 酵母エキス・たんぱく加水分解物がないか
  2. 原材料が素材の名前だけで構成されているか(調味料(アミノ酸等)などが入っていないか)
  3. だしが「かつお節」など素材名で書かれているか(「かつおエキス」などの抽出物ではなく)

この3点で見ると、めんつゆ売り場の選択肢は驚くほど絞られます。私が売り場で何本も裏返すことになったのも、そのためでした。

このめんつゆは希釈用なので、用途に応じて水で薄めて使います。パッケージに記載されている目安がこちらです。

使い方めんつゆ
かけめん(そうめん・そばなど)14
つけめん12
ひややっこ・かけしょうゆ的に10(そのまま)

つまり、薄めればつゆ、そのままかければ味付けという1本3役。パッケージにも「工夫次第でどんな料理にもお使いいただけます」と書かれているとおり、めん類以外にも応用が利きます。

ちなみに、後述する夏野菜の揚げびたしは、つけめんと同じ1:2で使っています。濃さに迷ったら、まずこの割合から試して、好みで調整するのがおすすめです。

自然の味 国産原料のめんつゆで作った夏野菜の揚げびたし

使ってみていちばんに感じたのは、やさしい味だということ。強い旨みでガツンとくるタイプではなく、するりと素材になじむ穏やかさです。

酵母エキス入りのめんつゆに慣れていると、最初は「あっさりしている」と感じるかもしれません。でも数回使ううちに、この穏やかさのほうが料理を邪魔しないと気づきます。だしの旨みがちゃんと下支えしてくれているので、物足りなさはありません。

いちばん出番が多いのが、夏野菜の揚げびたしです。なすやかぼちゃなどを揚げて、1:2に薄めためんつゆに浸すだけ。揚げたての熱いうちに浸すと味が入りやすく、そのまま冷ませば味がなじみます。

油を使う料理なので、味の濃いめんつゆだとくどくなりがちですが、この穏やかな味だと野菜の甘みが前に出てくれます。素材の味を活かしたい料理と、相性がいいめんつゆだと感じています。

揚げ物に使っている油はこちら。

売り場には、光食品の有機めんつゆをはじめ、無添加をうたうめんつゆが何本もありました。正直、かなり迷いました

最終的にこれを選んだのは、①原材料に余計なものがないこと、②原料の産地まで書かれていること、③税込686円という、続けられそうな価格帯だったこと。この3つのバランスでした。

有機認証のあるめんつゆも魅力的でしたが、「有機」と「無添加」は別の軸の話。私は今回、添加の有無を優先しました。この考え方は、みりん選びのときに身についたものです。

Q
どこで買えますか?
A

私はオーガニック系のスーパーで購入しました。一般的なスーパーのめんつゆ売り場では見かけにくい商品かもしれません。実店舗で見つからない場合は、ヤマダストアーのオンラインショップでも取り扱いを確認しました(2026年8月時点)。

Q
「化学調味料無添加」と書いてあるめんつゆではダメなの?
A

ダメというわけではありません。ただ、その表示があっても酵母エキスやたんぱく加水分解物が使われていることがあります。素材そのままの旨みにこだわりたい方は、裏の原材料欄で確認するのがおすすめです。

Q
濃縮タイプですか?ストレートですか?
A

希釈用タイプです(300mL入り)。そうめんやそばのつけつゆ、煮物など、用途に応じて薄めて使います。希釈の割合はパッケージに記載があるので、そちらを目安にしてください。ストレートタイプより内容量あたりの使用量が少なくて済むので、686円という価格も見た目より長持ちします。(2026年7月時点 筆者購入時価格)

Q
子どもの料理にも使えますか?
A

わが家では家族の料理に使っています。原材料はシンプルですが、味の濃さや量はご家庭に合わせて調整してください。お子さんの食事については、パッケージの表示を確認のうえ、ご家庭の判断でお使いください。

  • 「自然の味 国産原料のめんつゆ」は、原材料がしょうゆ・米発酵調味料・砂糖・だし・食塩の5つだけ
  • 酵母エキス・たんぱく加水分解物なし。原料の産地も国産と明記
  • 味はやさしく、素材の邪魔をしない。夏野菜の揚げびたしとの相性が良い
  • 希釈用でかけめん1:4/つけめん1:2/そのままかけての1本3役
  • めんつゆ選びのコツは、パッケージの表ではなく裏の原材料欄。特に酵母エキスの有無を見る

めんつゆは、無添加を意識し始めると一番びっくりする調味料かもしれません。次にスーパーへ行ったら、いつものめんつゆを1本、裏返してみてください。そこから選び方が変わります。

※本記事は筆者個人の感想です。味の感じ方には個人差があります。商品の原材料・価格・仕様は変更される場合がありますので、購入時にパッケージの表示をご確認ください。