パックスナチュロン歯磨き粉3種比較

パックスナチュロンの歯磨き粉3種(青・赤ソルティー・緑茶)を並べた写真 使うもの
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歯磨き粉の裏ラベルを見て、「発泡剤や香料が気になるな……」と思ったことはありませんか? 石けんベースの歯磨き粉が気になるけれど、種類が多くてどれから試せばいいか迷いますよね。

こんにちは、うららです。 アレルギー体質・敏感肌で、ゆるく無添加生活を続けて10年目。「できる範囲で心地よく」をモットーに、実際に使ったものを記録しています。

今回は、パックスナチュロン(太陽油脂)の歯磨き粉3種類——青箱の「石けんはみがき」、赤箱の「ソルティー石けんはみがき」、緑箱の「緑茶石けんはみがき」——を、それぞれ1ヶ月使い比べました。

青とソルティーは、以前無添加歯磨き粉おすすめ3選の記事でも紹介したお気に入り。今回はそこに緑茶を加えて、パックスナチュロンだけを横並びでじっくり比べ直してみます。

先に結論からお伝えしますね。

  • ベースは3種とも同じ石けんハミガキ。泡立ちは控えめで、口をさっとゆすげて口内はさっぱり
  • 違いは主に「味と香り」。青=ハッカのすっきり感、赤=塩味、緑=緑茶の香り(3種で一番はっきり)
  • どれも最初は香りや味に違和感がありましたが、すぐに慣れました
  • 私と家族のお気に入りは赤箱のソルティー。塩味と、磨いたあとの歯ぐきの感覚が気に入っています(※個人の感想です)
  • 愛用中のシャボン玉せっけんハミガキと比べても甲乙つけがたく、どちらも良いというのが正直なところです
うらら
うらら

迷ったらまず青箱、塩味が気になるなら思い切ってソルティーもおすすめです

パックスナチュロンの歯磨き粉3種(青・赤ソルティー・緑茶)を並べた写真
青箱赤箱緑箱
商品名パックスナチュロン 石けんはみがきパックスナチュロン ソルティー石けんはみがきパックスナチュロン 緑茶石けんはみがき
区分化粧品医薬部外品(薬用)化粧品
内容量120g 120g 120g
味・香りハッカのすっきり系塩味+ハッカ緑茶の香り+ミント(3種で一番はっきり)
特徴的な成分ハッカ油・ユーカリ油有効成分:塩化ナトリウム(塩)チャ葉エキス・カンゾウ根エキス・トコフェロール
購入価格(税込・購入時点)510円 550円 889円
購入場所自然派の商品を扱う実店舗自然派の商品を扱う実店舗Amazon

※価格はいずれも私が購入した時点のものです。販売店や時期によって変わります。

以前、シャボン玉せっけんハミガキの記事で「パックスナチュロンは取り扱い店舗が限られていて、私はドラッグストアで見つけられなかったのでネット購入がおすすめ」と書きました。その考えは今も変わっていません。

今回買えたのは、自然派の商品を扱っているお店(いわゆるナチュラル系のショップ)です。近所のドラッグストアでは、やはり今回も見つけられませんでした。

つまり、こういうことになります。

  • ドラッグストア:私が行った範囲では見かけませんでした
  • 自然派・オーガニック系のお店:青と赤が置いてありました(緑茶は見つからず)
  • ネット通販:3種類とも手に入ります。緑茶はAmazonで購入しました

自然派のお店が近くにあれば実物を見て買えますが、取り扱いはお店によってかなり違います。とくに緑茶タイプは店頭では見かけにくい印象でした。確実に手に入れたい方や、3種類を試してみたい方は、やはりネット通販が早いと思います。

パックスナチュロンは、太陽油脂という石けんメーカーのブランドです。歯磨き粉の洗浄成分には、合成界面活性剤(ラウリル硫酸Naなど)ではなく石けんが使われています。

私が化粧品を選ぶときに避けているもののひとつが「洗浄力の強い洗浄成分」。これは危険だからではなく、私の肌との相性の記録・私の基準なのですが、歯磨き粉も同じ考え方で石けんベースのものを選んでいます。

いつもの習慣で、3箱とも裏返して成分表示を確認しました。

パックスナチュロン歯磨き粉3種の裏面成分ラベルを並べて比較

青箱(石けんはみがき) 研磨剤:炭酸Ca/基剤:水・シリカ/湿潤剤:グリセリン/清浄剤:石ケン素地/清涼剤:ハッカ油・ユーカリ油/粘結剤:カラギーナン

赤箱(ソルティー石けんはみがき)※医薬部外品 研磨剤:重質炭酸カルシウム・無水ケイ酸/基剤:精製水/湿潤剤:濃グリセリン/有効成分:塩化ナトリウム/清掃剤:石けん用素地/粘結剤:キサンタンガム/清涼剤:ハッカ油・ユーカリ油/矯味剤:塩化マグネシウム

緑箱(緑茶石けんはみがき) 研磨剤:炭酸Ca/基剤:水・シリカ/湿潤剤:グリセリン/清浄剤:石ケン素地/清涼剤:スペアミント油・ハッカ油・ユーカリ油/矯味剤:トコフェロール・チャ葉エキス・カンゾウ根エキス/粘結剤:カラギーナン

見比べてみると、ベースの構成は3種ともほぼ同じで、赤箱だけ塩化ナトリウムが「有効成分」として配合された医薬部外品になっています(成分名の表記が少し違うのは、医薬部外品の表示ルールに沿っているためです)。

ひとつ注釈を。清涼剤のハッカ油やユーカリ油は精油(天然由来の香り)ですが、天然だから誰にでも安心、というわけではありません。精油も人によっては刺激になることがあるので、心配な方は少量から試してみてくださいね。

パックスナチュロン歯磨き(青箱)パッケージ実物写真

最初に使ったのが青箱です。味はハッカのすっきり系。市販の歯磨き粉に慣れていると、最初は独特の香りに「あれ?」と違和感がありました。

ただ、泡がモコモコしないぶん口の中の様子がわかりやすく、すすぎが1〜2回でさっと済むのが想像以上に快適で。磨き上がりの口内はさっぱり、後味もすっきりしていて、違和感はすぐに消えました。

パックスナチュロン塩歯磨き粉(赤箱)実物

2番目に使ったのが赤箱。ひと口目は「塩、強い!」というのが正直な感想です。塩辛さが苦手な方は最初びっくりすると思います。

でも、これもすぐに慣れました。むしろ磨いたあとの口の中のさっぱり感と、歯ぐきがキュッと引き締まるような感覚が気に入ってしまい、家族もそろって塩派に(※個人の感想です。効果・効能を保証するものではありません)。

なお、ソルティーは3種の中で唯一の医薬部外品(薬用)で、パッケージには歯周炎の予防などの効能が記載されています。

パックスナチュロン緑茶石けん歯磨き本体

最後がAmazonで購入した緑箱。ふたを開けると緑茶独特の香りがして、正直、3種の中ではこの香りが一番強く感じました。緑茶の風味に加えてスペアミント油も入っているので、青・赤とはまた違う香りの個性があります。

私は最初こそ「おっ、緑茶だ」と戸惑いましたが、これもすぐに慣れて、後味のさっぱり感は青・赤と同じでした。緑茶エキスやカンゾウ根エキス、天然ビタミンE(トコフェロール)が入っているのも、緑箱ならではのポイントです。香りの個性を楽しみたい方に向いていると思います。

3種に共通するのが「泡立ちの少なさ」です。発泡剤たっぷりの歯磨き粉に慣れていると、最初は物足りなく感じるかもしれません。

でも私はむしろ、泡で「磨いた気」にならず、歯ブラシがどこに当たっているか意識できるところが気に入っています。すすぎも簡単で、磨き上がりのさっぱり感は十分でした。

良いことばかり書かないのがこのブログの方針なので、気になる点も正直に。

  • モコモコの泡と強い爽快感が好きな方には物足りないと思います。ここは好みがはっきり分かれるところです
  • 塩味が苦手な方は赤箱は避けて、青箱か緑箱からどうぞ
  • 販売店舗が限られているので店舗で入手しにくいです。ネット購入がおすすめです。
  • 精油の香りが合わない方もいます。天然由来=誰でも安心、ではありません
  • フッ素(フッ化物)配合の歯磨き粉ではありません。フッ素の要否や虫歯・歯周病が気になる場合は、かかりつけの歯科医師にご相談くださいね

当ブログで長く愛用しているシャボン玉のせっけんハミガキも石けんベースで、正直、甲乙つけがたいです。泡立ち控えめ・すすぎ簡単・後味さっぱりという使用感の方向性はよく似ています。

ここで正直にお伝えしておきたいのが、「塩入りタイプ=パックスだけ」ではないということ。シャボン玉にも「薬用せっけんハミガキ」という塩入りの医薬部外品があって、天然塩で歯ぐきをひきしめるタイプです。私はまだ使ったことがないので使用感の比較は控えますが、塩の薬用ハミガキはどちらのブランドにもあります。

私が使い比べて感じた違いはこのくらいです。

  • 味のバリエーション:「緑茶」という選択肢があるのはパックスならでは。香りの個性を楽しみたい方はパックスの緑箱が候補になります
  • 塩味の感じ方:パックスのソルティーは最初「塩、強い!」と感じました。塩味の強さの好みは、実際に試してみて選ぶのが確実です
  • 内容量と価格:パックスは120g、シャボン玉の薬用タイプは80gなど、サイズや価格帯が違います。使用量やコスパで選ぶのもアリです

どちらも良いので、まずは手に入りやすい方から、味の好みで選べばOKだと思います。

→くわしくはこちら:シャボン玉せっけんハミガキのレビュー記事

Q
3種のうち、初めての石けんハミガキにはどれがおすすめ?
A

迷ったら青箱の「石けんはみがき」が定番です。緑茶の風味が好きな方は緑箱でも。塩味に抵抗がなければ、我が家のお気に入りは赤箱のソルティーです。

Q
子どもも使えますか?
A

塩味は子どもには強いかもしれません。子ども向けには以前の記事で紹介したシャボン玉こどもせっけんハミガキ(みかん味)もあります。年齢に合った選び方はかかりつけの歯科医師にご相談ください。

Q
泡が立たないけど、ちゃんと磨けていますか?
A

泡の量と磨けているかどうかは別の話です。泡が少ないぶん歯ブラシの当たりを意識しやすいと感じました。磨き方が気になる方は歯科でブラッシング指導を受けるのが確実です。

Q
どこで買えますか?
A

私は青と赤を自然派の商品を扱うお店で、緑茶をAmazonで購入しました。ドラッグストアでは見つけられなかったので、確実に手に入れたい方はネット通販が早いと思います。くわしくは本文の「どこで買える?」をご覧くださいね。

パックスナチュロンの歯磨き粉3種を1ヶ月使ってみて、ベースの使い心地は共通、選ぶ決め手は「味と香りの好み」だとわかりました。

  • どれを最初に試すか迷う人・すっきり定番がいい人 → 青箱
  • 塩味や、歯ぐきをひきしめる薬用タイプが気になる人 → 赤箱ソルティー(我が家のリピート。医薬部外品)
  • 香りの個性を楽しみたい人・緑茶が好きな人 → 緑箱緑茶(3種で一番香りがはっきり)

「何が無添加か」をセットで確認しつつ、自分の口に合うものをゆるく選んでいきましょう。合わなかったら別のものに変えればいいだけ。何を譲ったかを自分で決めれば、それは失敗ではありません


※本記事は個人の感想です。効果・効能を保証するものではありません。価格は購入時点のものです。お口の健康に関する専門的な判断は、歯科医師にご相談ください。

執筆:うらラベル手帖